石油ファンヒーターのオリジナルモデルとは?
量販店が、メーカーと共同製作した、その店だけでしか買えない石油ファンヒーターのことをいいます。
オリジナルモデルはどこが違うのか
オリジナルモデルのために一からつくりなおすことはしません。燃焼機器などの根幹部分は標準モデルとかわりません。メーカーが出している機種に、機能を付けたして付加価値をつけたり、機能を削って安さをアピールしたりします。
一番多いのはカラーバリエーションです。標準モデルにはない色をつけて、量販店オリジナルカラーの石油ファンヒーターとして売り出すのです。
最近のオリジナルモデル
以前ほどオリジナルモデルの種類は多くありません。オリジナルモデルを用意していた量販店ももう作らなくなってきました。
石油ファンヒーター自体、買い換え需要の方が多く、大きな成長を望める分野ではありません。メーカーの数も少なくなり、標準モデルの機種数も全体として減ってきています。
そのような環境の中で、あえてオリジナルモデルを作る意味もありません。
大規模な変更はせず、カラーバリエーションを増やすだけで済ますオリジナルモデルが多くなるわけです。
オリジナルモデルを用意している量販店
家電量販店最大手のヤマダ電機は、今年、「FHY32TS10」・「FHY-32TR5」・「FH-M2513YK」・「FH-M2513YN」・「FH-ST3613BYYN」の4機種を用意しました。
エディオンは、「FH-G3214E2」・「FH-EX3614E2」・「FH-EX4614E2」・「FH-EX5714E2」の4機種を用意しました。
コメリも、「KCF-3214Y」「KCF-G3614BY」「KCF-G4614BY」「KCF-G5714BY」の4機種を用意しました。しかも、コメリオリジナルの機能も追加されています。
コジマ、ソフマップ、ビックカメラでは、「FH-VG3314Y-P」を用意しています。
イオン、ケーズ電機、ミスターマックス、コーナンなどはオリジナルモデルを用意していません。