エディオンオリジナルモデルkual2014年、コロナ「FH-EX4614E2(W)」

2014年のエディオンオリジナルモデルKualは、トヨトミでもダイニチでもなく、コロナの「FH-G3214E2(W)」「FH-EX3614E2(W)」「FH-EX4614E2(W)」 「FH-EX5714E2(W)」です。

今回「FH-EX4614E2(W)」です。


「FH-EX4614E2(W)」の仕様


EXシリーズ
消臭シャッターがついている、コロナの高性能ファンヒーターシリーズ。

消臭シャッター 電源コードリール 光触媒除菌脱臭フィルター 抗菌エアフィルター ニオイカットメカ 新点火システム 火力セレクト ecoモード ダブル表示(時間・温度)ダブルタイマー 光る延長お知らせリング お掃除お知らせ機能 大型オレンジ液晶 トリプルサイン(3色) 見やすく大きな油量計窓 給油お知らせメロディー そのままキャリーよごれま栓7.2L

★運転モード保持機能

★静音設計

★秒速点火

★チャイルドロック 

★高地切換モード 

★ホーローグリル 

★給油時自動消火装置 

★24時間デジタルタイマー 

★対震自動消火装置

3年保証

 

型式 FH-EX4614E2(W)
メーカー コロナ
製造年度 2014年度
元の標準タイプ FHEX4614BY
暖房のめやす <木造>~12畳 <コンクリート>~17畳
重量 13.6kg
灯油タンク 7.2L
暖房能力 4.62~0.9kW
消費電力 <大火力時>24W <小火力時>10W <点火時>650W <待機時>0.8W
運転音 36~21dB
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) 520×466×334mm
詳細


「FH-EX4614E2(W)」はここが違う!!


「FH-EX4614E2(W)」は、コロナ標準モデル「FHEX5714BY」とそれぞれどこが違うのでしょうか?

特に仕様ではコロナ標準モデルと何も変わりません。

カラーバリエーションもピュアホワイトと同じです。

機能の追加があります。エディオンオリジナルモデルでは、電源コードリール・光触媒除菌脱臭フィルター・抗菌エアフィルターがついています。光触媒除菌脱臭フィルターは、EXシリーズの上位機種、WXシリーズのものを使っています。WXシリーズの売りは、この脱臭にあるといっても過言ではないので、EXシリーズでありながら、WXシリーズの機能を体感できます。

これこそ、オリジナルモデルの醍醐味ですよね。


「コロナ「FH-EX4614E2(W)」はどこで買えるのか?


コロナ「FH-EX4614E2(W)」はエディオンオリジナルモデルであり、エディオンの店舗以外では購入することはできません。インターネットでは、楽天で購入することができます。

エディオン FH-EX4614E2(W)

ダイニチ等の2014年冬の新商品の特徴

各石油ファンヒーターメーカーの今冬の新商品を見ていきましょう。

ダイニチの2014年冬の新商品の特徴



昨今の灯油価格の上昇により、エコなファンヒーターが待ち望まれています。従来のダイニチファンヒーターのエコ機能といえば、季節を判断して出力をコントロールする、「ecoおまかせモード」ぐらいでした。

この「ecoおまかせモード」は、もっぱら人が不快にならないように、温度を調節することで、結果的に灯油を節約するものでした。

2014年に登場する。「SDXタイプ」「SLXタイプ」は、人がいないときに出力を減らす「省エネセンサー」もついて、「ecoおまかせモード」と合わせて、「Wエコモード」を謳っています。

今冬のダイニチの新商品は、過去最大10タイプ32機種のラインナップです。

1971年のブルーヒーター生産開始以来、累計生産台数2500万台を超え、「2位に圧倒的な差をつける、ゆるぎない1位」になる日もそう遠くありません。


コロナの2014年度冬の新商品の特徴


コロナの2014年度冬のラインナップは、昨年同様、5シリーズ・17機種。

変更点は、「WXシリーズ」、「EXシリーズ」、「STシリーズ」に「秒速タイマー」という新機能が搭載されました。帰宅時間や起床時間にタイマーをセットして、運転キーを押すと、たった7秒で点火します。

前からあった、「秒速点火」機能と「タイマー」機能を組み合わせた新機能です。

それから、「STシリーズ」にしかなかった火力セレクト機能が、「WXシリーズ」、「EXシリーズ」にもつくようになりました。室温が高くなると、温風が弱まってしまうのに、不満はありませんか?自分の思い通りの温風を維持することができるようになります。


トヨトミの2014年度冬の新商品の特徴


「スマートファンヒーター」には、「人感センサー」が搭載。

エディオンオリジナルモデル2014年、コロナ「FH-EX3614E2(W)」

2014年のエディオンオリジナルモデルKualは、トヨトミでもダイニチでもなく、コロナの「FH-G3214E2(W)」「FH-EX3614E2(W)」「FH-EX4614E2(W)」です。

今回「FH-EX3614E2(W)」です。


「FH-EX3614E2(W)」の仕様


EXシリーズ
消臭シャッターがついている、コロナの高性能ファンヒーターシリーズ。

消臭シャッター ニオイカットメカ 新点火システム 火力セレクト ecoモード ダブル表示(時間・温度)ダブルタイマー 光る延長お知らせリング お掃除お知らせ機能 大型オレンジ液晶 トリプルサイン(3色) 見やすく大きな油量計窓 給油お知らせメロディー そのままキャリーよごれま栓7.2L

★運転モード保持機能

★静音設計

★秒速点火

★チャイルドロック 

★高地切換モード 

★ホーローグリル 

★給油時自動消火装置 

★24時間デジタルタイマー 

★対震自動消火装置

3年保証

 

型式 FH-EX3614E2(W)
メーカー コロナ
製造年度 2014年度
元の標準タイプ FHEX3614BY
暖房のめやす <木造>~10畳 <コンクリート>~13畳
重量 11.3kg
灯油タンク 7.2L
暖房能力 3.60~0.66kW
消費電力 <大火力時>22W <小火力時>12W <点火時>650W <待機時>0.8W
運転音 36~21dB
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) 458×466×334mm
詳細はこちら


「FH-EX3614E2(W)」はここが違う!!


「FH-EX3614E2(W)」は、コロナ標準モデル「FHEX3614BY」とそれぞれどこが違うのでしょうか?

特に仕様ではコロナ標準モデルと何も変わりません。

カラーバリエーションもピュアホワイトと同じです。

機能の追加があります。エディオンオリジナルモデルでは、電源コードリール・光触媒除菌脱臭フィルター・抗菌エアフィルターがついています。光触媒除菌脱臭フィルターは、EXシリーズの上位機種、WXシリーズのものを使っています。WXシリーズの売りは、この脱臭にあるといっても過言ではないので、EXシリーズでありながら、WXシリーズの機能を体感できます。

これこそ、オリジナルモデルの醍醐味ですよね。


「コロナ「FH-EX3614E2(W)」はどこで買えるのか?


コロナ「FH-EX3614E2(W)」はエディオンオリジナルモデルであり、エディオンの店舗以外では購入することはできません。インターネットでは、楽天で購入することができます。

エディオン FH-EX3614E2(W)

エディオンオリジナルモデル2014年、コロナ「FH-G3214E2(W)」

2014年のエディオンオリジナルモデルは、トヨトミでもダイニチでもなく、コロナの「FH-G3214E2(W)」「FH-EX3614E2(W)」「FH-EX4614E2(W)」です。

今回「FH-G3214E2(W)」です。


「FH-G3214E2(W)」の仕様


ニオイカットメカ ecoモード オレンジ液晶 よごれま栓5L

★静音設計

★秒速点火

★チャイルドロック 

★高地切換モード 

★ホーローグリル 

★給油時自動消火装置 

★24時間デジタルタイマー 

★対震自動消火装置

 

型式 FH-G3214E2(W)
メーカー コロナ
製造年度 2014年度
元の標準タイプ FHG3214Y
暖房のめやす <木造>~9畳 <コンクリート>~12畳
重量 9.3kg
灯油タンク 5.0L
暖房能力 3.19~0.66kW
消費電力 <大火力時>20W <小火力時>11W <点火時>650W <待機時>0.8W
運転音 35~21dB
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) 394×426×324mm
コロナ「FH-G3214E2(W)」


コロナ「FH-G3214E2(W)」はここが違う!!


「FH-G3214E2(W)」は、コロナ標準モデル「FHG3214Y」とそれぞれどこが違うのでしょうか?

特に仕様ではコロナ標準モデルと何も変わりません。

機能の追加があります。エディオンオリジナルモデルではオレンジ液晶になり見やすくなっています。

カラーバリエーションも違います。コロナ標準のシリーズではサテンシルバーだったものが、エディオンモデルではピュアホワイトです。


「コロナ「FH-G3214E2(W)」はどこで買えるのか?


コロナ「FH-G3214E2(W)」はエディオンオリジナルモデルであり、エディオンの店舗以外では購入することはできません。インターネットでは、楽天で購入することができます。

エディオン FH-G3214E2(W)

ヤマダオリジナルモデル、ダイニチ「FHY32TS10」のすべて

ダイニチのホームページには載っていない機種があります。
その機種名とは「FHY32TS10」です。
以下に仕様を載せます。


「FHY32TS10」の仕様


ワンタッチ汚れんキャップ付きのスタンダードタイプ

★グレー液晶

★給油モニター

★ワンタッチ汚れんキャップ

★ひかえめ運転

 

型式 FHY32TS10
メーカー ダイニチ工業
製造年度 2014年度
元の標準タイプ FW-3214S
暖房のめやす <木造>~9畳 <コンクリート>~12畳
重量 7.4kg
灯油タンク 5L
着火スピード 40秒
暖房能力 3.20~0.74kW
消費電力 <大火力時>98W <小火力時>52W <点火時>390W <待機時>1.0W
運転音 35~24dB
本体サイズ 429×371×299mm
メーカー希望小売価格 28,140円


「FHY32TS10」はここが違う!!


「FHY32TS10」は、ダイニチ標準モデル「FW-3214S」とどこが違うのでしょうか?

特に仕様では「FW-3214S」と何も変わりません。外観では、ひかえめボタンが、標準の「FW-3214S」では白いボタンになっているところ、「FHY32TS10」では、緑色のボタンになっていることぐらいでしょうか。

そもそも、「FHY32TS10」は家電量販店のヤマダ電機専用のモデルであり、ヤマダ電機の系列店でしか取り扱いをしていません。

ヤマダ電機の系列店では、元となった標準モデルの「FW-3214S」を取り扱っておらず、「FHY32TS10」しか置いていません。

つまり、ヤマダ電機系列店にとっての、「FW-3214S」が「FHY32TS10」だといえます。

また、カラーバリエーションについて言うと、「FW-3214S」では、ウォームシルバーとウォームホワイトを選ぶことができるのに、「FHY32TS10」ではウォームホワイトしか選ぶことはできません。

カラーバリエーションを抑えて、価格を安くしています。

では、次に、「FHY32TS10」と「FHY32TR5」の違いは何でしょうか?

「FHY32TS10」も「FHY32TR5」も、ダイニチ「FW-3214S」が標準モデルになっています。

その違いとは何か?

ずばり、給油キャップの違いです。

「FHY32TR5」が「給油汚れんキャップ」なのに対し、「FHY32TS10」は「ワンタッチ汚れんキャップ」になっています。

そもそも、両方の標準モデルだった、ダイニチ「FW-3214S」では、「給油汚れんキャップ」でした。

「FHY32TR5」の方は、標準モデルと同じなのですが、この「FHY32TS10」は標準モデルにはないはずの「ワンタッチ汚れんキャップ」がついています。

「給油汚れんキャップ」は、時計まわりに回す普通のキャップです。一方、「ワンタッチ汚れんキャップ」の方は、回さずに、着脱する方式のキャップです。カチッと、はめるといった方が解かりやすいでしょうか?

この「ワンタッチ汚れんキャップ」は、廉価モデルの「NEタイプ」や「Sタイプ」にはついていません。本来は「Lタイプ」以上の高級タイプにしかついていないものです。

「FHY32TS10」と「FHY32TR5」の価格差は2千円。はたして、「ワンタッチ汚れんキャップ」に2千円の価値があると思うか思わないのか、人次第です。

ヤマダウェブコムダイニチ FHY32TS10

FHY32TS10

ダイニチ石油ファンヒーターの2014年度ラインナップ

ダイニチの2014年度ラインナップ


ダイニチの2014年度のラインナップは、10タイプ32機種65モデルです。

10タイプもあるので、分かりにくいと思います。タイプが新設された状況から、そのタイプの特徴を見ていきましょう。そもそも、石油ファンヒーターのタイプの違いは、暖房出力とは関係ありません。液晶表示やデザインなどで差別化を図っています。



「SDXタイプ」は、低性能のファンヒーターでは満足できない人のためにつくられたタイプです。2014年度、新設されました。今のところ、ダイニチファンヒーターの最上位タイプです。大型白色モニターとWエコモードが特徴です。省エネセンサーの有無が「DXタイプ」との違いです。



「SLXタイプ」は、低性能のファンヒーターでは満足できない人のためにつくられたタイプです。2014年度、新設されました。Wエコモードが特徴です。省エネセンサーの有無が「LXタイプ」との違いです。



「DXタイプ」は、低性能のファンヒーターでは満足できない人のためにつくられたタイプです。今のところ、ダイニチファンヒーターの最上位タイプです。2011年度、新設されました。8段階油量モニター、豪華な塗装が特徴です。客間に置くのがおすすめ。



「FXタイプ」は、2009年度に新設されました。操作パネルにLED表示を採用。デザインは他タイプと異なり、スタイリッシュなデザインです。



「LXタイプ」は、DXタイプが登場するまでは、ダイニチファンヒーターの最上位タイプでした。そのため、DXタイプに付いている8段階油量モニターが付いています。



「LEタイプ」は、2009年度に新設されました。火力の大きさを5段階で表示する、パワーモニターが付いている唯一のタイプです。パワーライトと表示部の液晶の大小しかLタイプとの違いはありません。



「Lタイプ」は、9Lタンクを搭載した、ダイニチ工業の戦略機種です。LXタイプ、LEタイプの原型タイプになります。これら3タイプは9リットルタンクを搭載していることで共通しています。LとはラージのLと考えられますが、リットルと見ると分かりやすいです。これら3タイプは白色バックライト液晶も付いています。最新のカタログでは章を立てて紹介していないので、戦略機種から格下げされているかもしれません。



「NEタイプ」は、ダイニチ工業にとっては、販売単価アップ狙いのタイプです。他上位タイプから少し機能が削らています。表示部は2009年度からオレンジ液晶になりました。「FW4314NE」は、木造11畳まで暖められるものの、給油タンクが5リットルと小さいので、非常にコンパクトでユニークなファンヒーターです。



「Sタイプ」は、ダイニチファンヒーターの中で一番売れているタイプです。定番のスタンダードタイプになります。SとはスタンダードのSと考えられます。いろいろな機能が削られています。2009年度から表示部はNEタイプデザインになりました。

種類:FW-3214S



「FBタイプ」は、一番他のタイプと差別化がうまくいっているタイプです。他タイプと同様の温風のほかに、遠赤外線を放射する2ウェイ暖房をするタイプになります。

ダイニチのホームページには載っていない「FHY-32TR5」の全貌

ダイニチのホームページには載っていない機種があります。
その機種名とは「FHY-32TR5」です。
以下に仕様を載せます。


「FHY-32TR5」の仕様


給油汚れんキャップ付きのスタンダードタイプ

★グレー液晶

★給油モニター

★給油汚れんキャップ

★ひかえめ運転

 

型式 FHY-32TR5
メーカー ダイニチ工業
製造年度 2014年度
元の標準タイプ FW-3214S
暖房のめやす <木造>~9畳 <コンクリート>~12畳
重量 7.4kg
灯油タンク 5L
着火スピード 40秒
暖房能力 3.20~0.74kW
消費電力 <大火力時>98W <小火力時>52W <点火時>390W <待機時>1.0W
運転音 35~24dB
本体サイズ 429×371×299mm
メーカー希望小売価格 28,140円


「FHY-32TR5」はここが違う!!


「FHY-32TR5」は、ダイニチ標準モデル「FW-3214S」とどこが違うのでしょうか?

特に仕様では「FW-3214S」と何も変わりません。外観では、ひかえめボタンが、標準の「FW-3214S」では白いボタンになっているところ、「FHY-32TR5」では、緑色のボタンになっていることぐらいでしょうか。

そもそも、「FHY-32TR5」は家電量販店のヤマダ電機専用のモデルであり、ヤマダ電機の系列店でしか取り扱いをしていません。

ヤマダ電機の系列店では、元となった標準モデルの「FW-3214S」を取り扱っておらず、「FHY-32TR5」しか置いていません。

つまり、ヤマダ電機系列店にとっての、「FW-3214S」が「FHY-32TR5」だといえます。

また、カラーバリエーションについて言うと、「FW-3214S」では、ウォームシルバーとウォームホワイトを選ぶことができるのに、「FHY-32TR5」ではウォームホワイトしか選ぶことはできません。

カラーバリエーションを抑えて、価格を安くしています。

「FHY-32TR5」はどこで買えるのか?


「FHY-32TR5」は、ヤマダ電機の系列店でのみ扱っているといいました。ですから、amazonでは取り扱っていません。

楽天では、シープワン・キムラヤ楽天市場店・KIMURAYA NET TASTEが「FHY-32TR4」を販売しています。どういう理由でしょうか?

なぜなら、この3店はキムラヤセレクトの店であり、このキムラヤはヤマダ電機の系列店だからなのです。

というわけで、楽天ではどの店で頼んでも大丈夫です。

ヤマダウェブコム ダイニチ FHY32TR5 ヤマダウェブコム
楽天 FHY-32TR4

量販店の石油ファンヒーターオリジナルモデル

石油ファンヒーターのオリジナルモデルとは?


量販店が、メーカーと共同製作した、その店だけでしか買えない石油ファンヒーターのことをいいます。


オリジナルモデルはどこが違うのか


オリジナルモデルのために一からつくりなおすことはしません。燃焼機器などの根幹部分は標準モデルとかわりません。メーカーが出している機種に、機能を付けたして付加価値をつけたり、機能を削って安さをアピールしたりします。

一番多いのはカラーバリエーションです。標準モデルにはない色をつけて、量販店オリジナルカラーの石油ファンヒーターとして売り出すのです。


最近のオリジナルモデル


以前ほどオリジナルモデルの種類は多くありません。オリジナルモデルを用意していた量販店ももう作らなくなってきました。

石油ファンヒーター自体、買い換え需要の方が多く、大きな成長を望める分野ではありません。メーカーの数も少なくなり、標準モデルの機種数も全体として減ってきています。

そのような環境の中で、あえてオリジナルモデルを作る意味もありません。

大規模な変更はせず、カラーバリエーションを増やすだけで済ますオリジナルモデルが多くなるわけです。


オリジナルモデルを用意している量販店


家電量販店最大手のヤマダ電機は、今年、「FHY32TS10」・「FHY-32TR5」・「FH-M2513YK」・「FH-M2513YN」・「FH-ST3613BYYN」の4機種を用意しました。

エディオンは、「FH-G3214E2」・「FH-EX3614E2」・「FH-EX4614E2」・「FH-EX5714E2」の4機種を用意しました。

コメリも、「KCF-3214Y「KCF-G3614BY」「KCF-G4614BY」「KCF-G5714BY」の4機種を用意しました。しかも、コメリオリジナルの機能も追加されています。

コジマ、ソフマップ、ビックカメラでは、「FH-VG3314Y-P」を用意しています。

イオン、ケーズ電機、ミスターマックス、コーナンなどはオリジナルモデルを用意していません。

ダイニチで一番売れているファンヒーター「FW-3214S」

ダイニチのファンヒーターは数あれど、一番売れているファンヒーターこそ、「FW-3214S」です。


「FW-3214S」の仕様


給油汚れんキャップ付きのスタンダードタイプ

★グレー液晶

★給油モニター

★給油汚れんキャップ

★ひかえめ運転

 

型式 FW-3214S
メーカー ダイニチ工業
製造年度 2014年度
暖房のめやす <木造>~9畳 <コンクリート>~12畳
重量 7.4kg
灯油タンク 5L
着火スピード 40秒
暖房能力 3.20~0.74kW
消費電力 <大火力時>98W <小火力時>52W <点火時>390W <待機時>1.0W
運転音 35~24dB
本体サイズ 429×371×299mm
メーカー希望小売価格 27,800円
公式サイト ダイニチ 石油ファンヒーター FW−3214S プラチナシルバー 木造9畳 3.2kWタイプ


「FW-3214S」の解説


どのファンヒーターメーカーにも、機能を削った、最小構成の普及版があります。ダイニチにとっては、この「FW-3214S」こそ、普及版です。ファンヒーターの内部の構造は基本的に、高いファンヒーターでも、安いファンヒーターでも同じなので、ファンヒーターを安く手に入れるには、この普及版を買うのがおすすめです。

しかし、長く使っていると、だんだん不満になってくると思います。操作パネルのグレーの液晶は見にくいですし、5リットルしか灯油が入らないので、灯油を入れに行く回数も増えてしまいます。それに、給油回数が増えたのに、「給油汚れんキャップ」では嫌になってしまいます。

機能は劣るけれども、とりあえすファンヒーターがほしい、という方は「FW-3214S」で満足できると思います。

値段は、だいたい1万円前後が相場になっています。

家電量販店には、「FW-3214S」のオリジナルモデルがあります。ヤマダ電機では、同等の内容の「FHY32TR5」、キャップが「ワンタッチ汚れんキャップ」になった「FHY32TS10」があります。

灯油の値段

石油ファンヒーターのランニングコストの内、一番かかるところは、灯油です。灯油価格を見ていきましょう。

現在の灯油の値段



下のガジェットで、現在の灯油の値段が分かります。


gogo.gs

左上のボックスで指定すると、「全国」だけでなく、47都道府県の灯油の値段が出ます。

これは、全国約32万人のドライバーが、投稿したリアルタイムな灯油の値段です。基本的にガソリンスタンドの店頭表示価格で税込の価格です。

実勢の灯油の値段に、一番近いと思います。


灯油価格の推移



下の図は、資源エネルギー庁が発表する、灯油の店頭価格からつくりました。
左軸は、18リットルあたりの全国平均の価格です。

給油所に、毎週1回、全国規模で電話調査するなどして得たものです。

灯油の値段2014年

灯油の値段2014年

2008年の8月に、灯油の価格は最高値2378円になっています。最高値を更新後、すぐに急落しています。そして、現在にいたるまでに、じわじわと、灯油の価格は右肩上がりをつづけています。2014年9月現在1929円です。消費税込みの値段です。

石油ファンヒーターメーカーが灯油の節約代を計算する時に利用するのが、この資源エネルギー庁の灯油の店頭価格です。

例年、その年の、1月初旬の、資源エネルギー庁の灯油の店頭価格を使っています。

2014年は18リットルあたり1880円で計算していることになります。1リットルあたり104円ということですね。


灯油価格の予測


日本経済新聞電子版では、

資源エネルギー庁によると、全国平均の店頭価格は、需要シーズンに入る前の夏場から1リットル100円を上回っている。今後、冬場にかけてさらに値上がりするとの予想もある。

といっています。

2014年は、消費税増税の影響もあり、最高値だった昨年の灯油の価格を上回っています。

原油価格の高騰と円安により、灯油の値段はあがっていくようです。はやめに灯油を購入した方がよさそうですね。


石油の臭いがない灯油


ファンヒーター専用の灯油があります。この灯油は、あの石油臭さがなく、手についてもベトベトしない機能性灯油です。しかも、運んできてもらえるので、いちいち重くてどうしようもない灯油を買いにいかなくてもいいのです。