説明書にも載っていない、石油ファンヒーターの謎のコマンド

石油ファンヒーターには、説明書にも載っていない、謎のコマンドがあります。

家電量販店などで、石油ファンヒーターを展示する際に設定するものなのですが、いわゆる「デモモード」です。関係者には、サービスマニュアルが配られていて、そこに載っています。

デモモードにすると、石油ファンヒーターのボタンが点滅して、見栄えがよくなります。

ダイニチブルーヒーターのデモモード


ダイニチのブルーヒーターでは、石油ファンヒーターのプラグをコンセントにさします。運転ボタンは押さないでください。

「タイマー」ボタンを押したまま、「さむいとき」ボタン、または「+」ボタンを5回押してください。

すると、いろいろなボタンが点滅しだして、メロディーも流れます。

動画があります。ご覧下さい。

残念ながら、性能が上がるようなことはありません。

気が済んだら、コンセントからプラグを抜いてください。運転ボタンを押しても、元にはもどらないので。


コロナの石油ファンヒーターのデモモード


展示用モードだということは、他のメーカーにも、似たような設定があるということです。

コロナの石油ファンヒーターではどうでしょうか?

コロナのファンヒーターの場合は、ダイニチの時と同じように、プラグをコンセントにさします。そして、「タイマー」ボタンを押しながら、「+」ボタンを5秒間押してください。ダイニチの時と異なるのは、ボタンを押す回数ではないという点です。


トヨトミの石油ファンヒーターのデモモード


さて、トヨトミの石油ファンヒーターの場合はどうでしょう?

「タイマー」ボタンを押しながら、プラグをコンセントにさしてください。すると、パネルの表示部に「トヨトミ」と表示されます。