ダイニチの2014年度ラインナップ
ダイニチの2014年度のラインナップは、10タイプ32機種65モデルです。
10タイプもあるので、分かりにくいと思います。タイプが新設された状況から、そのタイプの特徴を見ていきましょう。そもそも、石油ファンヒーターのタイプの違いは、暖房出力とは関係ありません。液晶表示やデザインなどで差別化を図っています。
「SDXタイプ」は、低性能のファンヒーターでは満足できない人のためにつくられたタイプです。2014年度、新設されました。今のところ、ダイニチファンヒーターの最上位タイプです。大型白色モニターとWエコモードが特徴です。省エネセンサーの有無が「DXタイプ」との違いです。
「SLXタイプ」は、低性能のファンヒーターでは満足できない人のためにつくられたタイプです。2014年度、新設されました。Wエコモードが特徴です。省エネセンサーの有無が「LXタイプ」との違いです。
「DXタイプ」は、低性能のファンヒーターでは満足できない人のためにつくられたタイプです。今のところ、ダイニチファンヒーターの最上位タイプです。2011年度、新設されました。8段階油量モニター、豪華な塗装が特徴です。客間に置くのがおすすめ。
「FXタイプ」は、2009年度に新設されました。操作パネルにLED表示を採用。デザインは他タイプと異なり、スタイリッシュなデザインです。
「LXタイプ」は、DXタイプが登場するまでは、ダイニチファンヒーターの最上位タイプでした。そのため、DXタイプに付いている8段階油量モニターが付いています。
「LEタイプ」は、2009年度に新設されました。火力の大きさを5段階で表示する、パワーモニターが付いている唯一のタイプです。パワーライトと表示部の液晶の大小しかLタイプとの違いはありません。
「Lタイプ」は、9Lタンクを搭載した、ダイニチ工業の戦略機種です。LXタイプ、LEタイプの原型タイプになります。これら3タイプは9リットルタンクを搭載していることで共通しています。LとはラージのLと考えられますが、リットルと見ると分かりやすいです。これら3タイプは白色バックライト液晶も付いています。最新のカタログでは章を立てて紹介していないので、戦略機種から格下げされているかもしれません。
「NEタイプ」は、ダイニチ工業にとっては、販売単価アップ狙いのタイプです。他上位タイプから少し機能が削らています。表示部は2009年度からオレンジ液晶になりました。「FW4314NE」は、木造11畳まで暖められるものの、給油タンクが5リットルと小さいので、非常にコンパクトでユニークなファンヒーターです。
「Sタイプ」は、ダイニチファンヒーターの中で一番売れているタイプです。定番のスタンダードタイプになります。SとはスタンダードのSと考えられます。いろいろな機能が削られています。2009年度から表示部はNEタイプデザインになりました。
種類:FW-3214S
「FBタイプ」は、一番他のタイプと差別化がうまくいっているタイプです。他タイプと同様の温風のほかに、遠赤外線を放射する2ウェイ暖房をするタイプになります。